現場のプロだから分かる管理能力不足による失敗事例と失敗しない為の方法を徹底解説
標榜科目 | 内科 |
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立地条件 | 住宅地の建て貸し |
失敗事例
スタッフ・・・看護師(パート2名)、受付事務(パート3名)
開院当初より順調な立ち上がり。
1ヶ月目 10名/日平均
3ヶ月目 20名/日平均
1年後 35名/日平均
季節変動を除けば、患者様も順調に増加。経営も安定まであと一歩。
医業のみに専念していれば良いと考えていた為マネージメントが全く出来ていなかった。
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医院内に具体的な接客ルール(マニュアル)が無く職員が好き放題にやっていた。院長自身もスタッフに何も言えず野放し状態。
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患者様から接客態度に対するクレーム多発
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職員に注意するも今までの職員とのコミニュケーション不足の為に全く聞く耳持たず、院長権限でルールを決めると退職者続出。
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最後にパート看護師1人とパート受付1人が残ったが、院長自身が自分の管理能力の無さと人を管理する事の難しさを実感し、この先も経営を続けて行けば多大なストレスがかかり、自分がその事に耐えられない事を自覚し1年6ヵ月後に閉院を決意。
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現在は、勤務医に戻りストレス無く自分のペースで楽しく頑張っている。
失敗しない方法
自分が開業医タイプか勤務医タイプかの見極めが大事。開業医と言えども経営者であることを自覚し、マネージメントが必要である。この事例は自分の見極めが出来なかった失敗事例。