薬の選定について
いろんな製薬会社が同じような効能効果の薬をPRしに来るが効能効果やデータにあまり違いが見られない時に独自の採用基準などがあれば教えて下さい。
物に特に違いが無い場合ですと、あとは誰から購入したいと思うかではないでしょうか。
私は毎回毎回、製品の情報ばかり話す営業マンよりも趣味などの世間話ができる営業マンが好きです。
趣味の話で盛り上がるとその人から買いたいと思うものです。
製品のPRばかりする人は採用した途端にぱったり来なくなることがありますね。
基準は人それぞれのようで、知り合いの先生はとにかく訪問回数を重視していて、訪問してくる人に毎回訪問日と会社名を記入してもらっています。
1か月訪問の無い会社の名刺は棄てる、という先生もいましたね。
また院外処方の場合ですと、門前薬局や近隣の調剤薬局にもきちんと情報提供に行ってくれる会社が良いですね。
医院には訪問しているが薬局に聞いてみると全然来ていない、という場合もあります。
あとは、卸と製薬会社の連携が取れているかも重要です。
いざ、採用しようと決めたものの卸に製品が無く注文してもなかなか納品されないことがあります。
また価格も重要な決め手になりますね。
数社の見積もりを卸に依頼してみると薬価に大きな差がなくても薬価差益が大きく異なる場合があります。
経営のことを考えると薬価差益も大きなポイントになってくるのではないでしょうか。
(2014-05-14 / M.Y)