開業場所を探しています。開業する形態はどの様なものがありますか?
開業場所を探しています。開業する形態はどの様なものがありますか?
開業の形態は大きく分けて4つあります。
- テナント
- 戸建
- 戸建(建貸)
- 戸建(定期借地権)
テナントというのは、一般の事務所ビルあるいは商業施設や医療ビルにテナントとして入居する方法です。テナントの場合は他の戸建などに比べて比較的開業費用は安くなります。
次に戸建開業の場合ですが、この場合に多いのが土地を個人で所有している場合やご両親の土地を借りるという場合です。もちろん、土地を購入して建てる場合もありますが、その場合は開業費用が大きくなりますので良く検討をしてみて下さい。
その他、建貸もありますが、この場合は、入居者が希望する建物を地主さんが建てて貸すという方法です。
この場合、建築費用を地主さんが負担してくれますので、初期投資を抑えられるというメリットはあります。
但し、かかった建築費用は月々の賃料から返済しなくてはなりませんので、平均して15年~20年の契約期間が発生してきます。
そして最後に、定期借地権ですが、こちらは期限付きで借りた土地に建物を建てる方法です。土地購入に比べて初期投資が抑えられますので、このスタイルでご開業されている先生も多くいらっしゃいます。
但し、基本的には、契約の自動更新がなく一定の期限が経過すると、更地にして返還しなければなりません(一旦契約終了後、再度条件を決めた上で再契約も可)ので検討が必要です。
(2014-06-03 / T.H)